都のイタリアかぶれより―アイマス別館

アイマス関連の引っ越し先ブモグです

ありさのカメラはどんな機種?(C97刊行)―本文公開

こんにちは。ETRです。

今回は書くネタがないので、2019年12月に刊行したっきり中身を公開するする詐欺をしていた松田亜利沙のカメラを特定する薄い本の本編部分を公開します。画像が省略されてるのは許し亭許して。

それではどうぞ。

 

(以下丸々張り付け)

 

はじめに

 

お手に取っていただきありがとうございます。普段はイタリアかぶれなブログ(とかいいつつ最近アイマスしか書いてない)をやっているETRと申します。初めましての方は以後お見知りおきを。

 

早速本題です。筆者はカメラが趣味でして、自分の手持ちのカメラを持って歩き回ったり、不必要にレンズを生やしたり、量販店やメーカーのストアへ行ってはいろんなカメラをいじくりまわしたりしています。迷惑な客ですね。まあそれはさておき、それが高じてミリオンライブ絡みでカメラの記事を何本か書いてみたり渋でSSを書いてみたりしたのですが、ふと「こんだけカメラに触ったのなら情報さえあればカメラ好きのキャラの持ってるものくらい特定できるんじゃないか?」と思い至りました。

 

ミリオンライブでカメラといえば、もうお分かりですね。どや顔で「楽しそう」「良い表情」を告げ、Pたちのジュエルを奪い取っていく憎き敵、早坂そら……ではなく、アイドルちゃん一直線、内外一致、様子のおかしいオタクこと松田亜利沙です。

 

実際彼女のカードにはたまにカメラが登場しており、またグリマスのイベントにおいて、本人以外からもそれなりの言及がなされています。これらの情報をかき集めれば、亜利沙のカメラを特定することも不可能ではないはずです。そういうわけで、本文ではグリマスのテキスト、ミリシタのコミュなどを可能な限り掘り返し、ある種言葉狩りのようなこともしながら、亜利沙の持つカメラが一体どの機種なのかを考えていこうと思います。但し、今回はコミカライズに関する内容の一切を含みません。これは作画資料に関して作者ごとの違いがある可能性を考慮したためです。

 

本文では可能な限り論拠の提示に努めるつもりですが、カメラの画像については正直自前で手に入れづらすぎたので追いついていないところが多々あります。かわりに本文では全体を通して重要になるカメラの名前には下線を入れておきますので適宜スマホやパソコンで調べながら読まれることを推奨します。また今回は膨大な量のイベントテキストを単独で調査した都合上、言及の見落としが生じることが想定されます。もし「この情報が入ってないやん!」となった場合は遠慮なく指摘をお願いします。

 

 

それでは次のページから本題に入っていきましょう。

 

序章―カメラの基礎知識

さて、亜利沙がカメラを持っていることは割と周知の事実ではありますが、普通の人はカメラの用語を使われてもなんのこっちゃとなることは自明なので、まず初めに少しだけ本文に関係する範囲のカメラ用語についてざっくりと説明します。とはいえ本当にISO値やシャッタースピードなどのかなり初歩的なものばかりになるので、ある程度分かる方はもう1章に進んでいただいて構いません。

 

1.カメラの仕組みについて

まずカメラがどういう仕組みで写真を撮っているかを考えてみましょう。実はカメラのメカニズムというのは基本的には私たちがモノを見るときに目で起きている現象とほぼ同じです。私たちがモノを「見る」という事象は、目に入ってきた光が角膜を通して網膜で像を結び、視神経を通して脳に届くという流れで構成されます。カメラも基本的には同じで、入ってきた光がレンズ(=角膜)を通して感光材料・センサー(=網膜)で像を結び、配線(=視神経)を通して画像処理エンジンおよびメモリーカード(脳)に届くという仕組みです。

さて、人間の目というのは異常がない限りこの入ってくる光やピントをある程度勝手に調節することが出来ます。それらは瞳孔の開閉や毛様体の働きによりますが、カメラも大体同じで、瞳孔に当たるのがレンズの絞り、毛様体に当たるのがオートフォーカスです。一方で、人間の目にはシャッタースピードを調節する機能はありません。常に一定です。その証拠に何時間空を眺めていても肉眼では星の軌跡をはっきり見ることは出来ませんし、回るプロペラをパラパラアニメのように止めて見ることも出来ません。カメラならシャッタースピードを調節すればそれらを写し取ることが出来ます。

 

2.カメラで写真を撮るということ

カメラで写真を撮るということは、ひとことで言えばセンサーやフィルムで結ばれた像を記録することです。そしてその像がどのように写るかを決めるのがセンサーやフィルムに届く光の量であり、その光の量はカメラの設定やカメラやレンズの性能によって左右されます。そしてカメラやレンズの性能は、基本的にその光の量を増やせれば増やせるほどいいとされています。(ここではコーティングや収差、ダイナミックレンジなどの要素については考えないことにします。) それでは次にその光を取り込める量にまつわる要素を、カメラ側とレンズ側、それぞれの要素に分けて見ていきましょう。

 

 

 

3.光を取り入れる量を決める要素―カメラの基本用語

  • センサーサイズ

デジタルカメラの場合、光を受けるセンサーのサイズが機種によって異なります。昔の35mmフィルムカメラ(要は普通のフィルムカメラ)のフィルムと同じサイズ(36mm×24mm)のセンサーをフルサイズと呼び、それ以外にもAPS-C(23.6mm×15.8mm)、マイクロフォーサーズ(17.3mm×13.0mm)などがあります。基本的にセンサーが小さくなれば小さくなるほど取り込める光の量は少なくなり、大体APS-Cで半分、フォーサーズで1/4になります。ただしその代わりにカメラが小さくできます。

 

カメラ側の要素で、文字通りシャッターを切る速さです。速ければ速いほど光を取り込む量は少なくなります。このシャッタースピードと絞りによって決定される、センサーに当たる光の量のことを露出と言います。またシャッタースピードが遅いと手振れや被写体の動きによるブレが出やすくなります。

    

  • ISO

いそち、とよく読まれます。カメラ側の要素で、センサーが光をとらえるときの感度の値です。この値が倍になると電気信号の量が倍に増幅され、光の量が倍になったのと同じ効果を得ることが出来ます。するとシャッターの速度を上げることが出来るので、暗いところでのブレを少なくすることが出来ます。但しノイズの量も増幅されるので、やりすぎると画像が粗くなります。まあ月並みに言えば界王拳ですね。このノイズを如何に抑えるかというのもカメラの重要な性能のひとつです。それを指して高感度性能ということもあります。「高感度に強い」という書き方をしたときは基本的に「暗いところでシャッタースピードを上げるために感度を高めてもノイズが出にくい」という意味になります。

 

レンズ側の要素で、ピントを合わせたときのレンズからセンサーまでの距離です。数値が大きければ大きいほど遠くを写せます。カメラになじみがなく、数値だけでは全く分からない方に説明するなら何倍拡大しているかということを考えると分かりやすいと思います。スマホは大体フルサイズ換算で16mmや27mm相当のことが多いですが、この焦点距離をその数値で割ってやると大体何倍拡大しているかが分かります。例えばあなたが焦点距離16mm相当のカメラを備えたスマホを持っているとき、焦点距離400mmのレンズは400÷16で25倍の拡大ということになります。焦点距離が長ければ長いほど入る光の量は少なくなります。またAPS-Cの場合、同じレンズなら焦点距離がフルサイズ換算で1.5倍に、マイクロフォーザーズの場合は2倍になるので、遠くを写したいときはセンサーサイズが小さいほど楽ですが、代わりに取り込める光の量は少なくなります。

 

  • 絞り

レンズ側の要素で、目でいう瞳孔です。これが広がれば広がるほど光はたくさん入ってこれます。どれだけ広がれるかは焦点距離÷有効口径で算出されるF値というもので示されていて、この値が小さければ小さいほど光を多く取り入れられます。また値が小さいほど背景がボケます。但しF値が小さくなることには代償があり、多くの場合F値が小さくなるとレンズが巨大化します。焦点距離を口径で割っているので、同じ焦点距離F値を小さくするためにはレンズの口径を大きくしてやらないといけないわけですね。                                                                                                            

                           

まとめ

  • センサーは大きければ大きいほど光を取り込める。
  • F値は小さければ小さいほど光を取り込める。
  • シャッタースピードは速ければ速いほど光を取り込めない。
  • ISO値は大きければ大きいほどより多く光を取り込んだ状況を作り出せるが代償としてノイズが発生する。
  • 例えば暗いところで速く動くものを綺麗に撮るなら、F値の小さいレンズと、センサーが大きく高感度に強いカメラを使い、出来るだけシャッタースピードを上げることが重要になる。具体的には屋内で歌ったり踊ったりするアイドルを撮ったり、ホラーに使われるような薄暗い建物での撮影などの状況が当てはまる。

 

 

最後に謎の状況説明がありますが、載せた意味はそのうちわかります。

 

 

さて、これで一通り必要な用語の説明は終わりました。カメラに触れている方からすればかなり簡易的で直観的(かつところどころ不正確)な内容ですが、本文を読む上ではこれくらいで理解してもらえれば十分です。それでは今度こそ本題に進みましょう。

 

 

I グリマスにおける調査

1.カードから読み取る

キャラの使っているものを特定する際、最も威力を発揮するのはその場面の絵による描写です。そんなわけでこの章ではグリマスで亜利沙が写っている画像をひたすら調べ上げ、そのなかでカメラを持っているものをピックアップしていきます。ひょっとしたらこの章で終わってくれるかもしれません。そうであればとてもありがたいんですが、果たしてそう上手くいくのか。では以下が調査結果です。

 

  • デジカメ官女

レアリティ:R

登場:2015/03/23 ~ 03/31「ひな祭りガールズライブ」ガシャ/恒常

 

意外なことに、亜利沙自身のカードで亜利沙とカメラという構図が大写しになっているカードというのはほとんど存在しません。サービス開始から約2年が経過した2015年になってようやく初めてのカードが実装されました。(実はこれより前に1枚だけ写り込みの形で実装されているのですが詳細は後述。)

 

 さて、カードの構図としては中心に着物を着ながらカメラを掲げている亜利沙、右側にちょっと引いている琴葉と可憐が写り込んでいるというものとなっています。そして肝心の掲げているカメラですが、もう見る人が見たら一発でわかりますね。カメラの上にCなんとかと書いてありますね。赤と黒のストラップですね。EOSみたいな文字が見えますね。はい。メーカーはCanonでまず確定です。そしてサイズ感的にAPS-Cセンサーの機種であることもまた確定します。次に機種の特定ですが、カメラに向かって右側にあるEOSみたいな機種名の入ったエンブレムの上にちょっとしたボタンのような図形が見えるかと思います。これはオートフォーカスを補助する光を出すライトだと思われるのですが、実はEOS DigitalシリーズのAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフカメラのうち、当時発売されていて、かつこの位置にそのライトがあるものは1機種しかありません。それがCanon EOS Kiss X7です。X7iを含む当時の他の機種にはありません。のちに発売されるX9で謎の復活を遂げましたが、さらにその後継機ではまた別の場所に移っています。ではKiss X7についての諸元を上げていきましょう。

 

EOS Kiss X7

発売日 2013年4月

大きさ:116.8(幅)×90.7(高さ)×69.4(奥行)mm

重さ:370g(本体のみ)

センサー:APS-C

素数:約1,800万画素

連写:4コマ/秒

常用ISO感度:最高ISO12800(拡張ISO25600)

 

はい。ということでガッツリ入門機ですね。なんとなく個人的にその手のカメラは亜利沙が持っているような気がしないんですが、登場した年次は2013年なので持っていることに矛盾はありません。では仕事先からの貸出なのか?とも思ったのですが、可憐と琴葉の引き具合を考えると私物を持ち込んでいると考える方が自然でしょう。ということで一応の最有力候補としてKiss X7は残すことにします。またここから先においては基本的に亜利沙はCanonのカメラを使っているという前提で話を進めることにしましょう。

 

  • 見習いサンタ

レアリティ:HN

登場: 2016/12/16~2016/12/27 取り戻せ!サンタたちのプリンセス

 

 残念なお知らせです。亜利沙のカードでカメラを持っているものはこれが最後です。構図としてはHNのカードなのでカメラ持ったサンタコス亜利沙が中心で大写しになっているとてもシンプルなものです。で、持っているカメラはまあこれもみる人が見ればすぐわかります。外観のバランスからしてこれは明らかにOLYMPUS PEN-Fです。反論の余地はありません。実際にはあのようなカラーバリエーションはありませんが、そこは非純正のものを適当にくっつければなんとかなるので考えないことにします。では以下でPEN-Fの諸元について取り上げていきましょう。

OLYMPUS PEN-F

発売日 2016年2月

大きさ:124.8x72.1x37.3 mm

重さ:373g(本体のみ)

センサー:フォーサーズ

素数:約2030万画素

連写:10コマ/秒

常用ISO感度最高ISO1600(拡張ISO25600)

 

ここでも発売日とカードの登場日的に亜利沙が持っていることに矛盾はありません。但しこちらの場合はこのカメラが亜利沙のものであることを示す証拠がありません。というかイベントストーリーの内容的に小道具である可能性の方が高いです。また後述しますが亜利沙の撮影する状況の特性からしてこのカメラが亜利沙の私物である可能性は限りなく低いと考えられます。

 

 さて、早くも亜利沙本人のカードでの検証が終了してしまいました。では他の子のカードに写り込んではいないのでしょうか。実は該当するカードが数枚あります。ここからはそれらを見ていきましょう。

 

 

 

レアリティ:SR

登場:2015年2月20日~2月24日 アイドルマスターカップ9

メジャーリーグ報酬: 1~5位

最終ラウンジランキング報酬: 1~100位

シアターくじ報酬:ステップ2/3

各種イベントメモリアルSRチケットガシャ

 

これご立派様じゃない?大丈夫?

冗談はさておき、こちらは2015年の2月に開催されたイベントで登場した茜のカードです。デジカメ官女で言及した「先に出ていたカード」はこれのことでした。構図は真ん中に石でできたクソでかいマイクを持つ茜、奥の方で何やら亜利沙がはしゃいでいるというものですが、茜のサインによって亜利沙の一部が塗りつぶされています。で、どうもその亜利沙がカメラのような何かを持っているように見えるわけです。ただこのカード、少々問題があり、どう見ても茜が持っているマイクが石で出来たレプリカである以上、奥で亜利沙が持っているカメラらしきものも石で出来たレプリカである可能性が否定できません。では、もしそれがレプリカではなかったとしたら?ということのなるのですが、残念ながら細かいところまで特定することは不可能です。但しいくつか判断できる材料もあります。

 

 まず、このカメラは上部が真っ直ぐで、それすなわちペンタ部がありません。ペンタ部とは一眼レフカメラの上部カバー中央にある、屋根型に盛り上がった部分のことで、ファインダーの光学系であるペンタプリズムが収められている場所です。出っ張っててメーカーロゴが書かれているところを想像してもらえれば大体そこです。まあ最近のミラーレスでは別に要らないのにわざわざ出っ張りをつけているパターンも数多いわけですが、この時点でこのカメラはレンジファインダーカメラかミラーレスに絞り込めます。その上で亜利沙はフィルムカメラに関する言及を一切していないのでミラーレスであることがほぼ確定します。以上!

 

いやどないせえっちゅうねん。正直なところ、詳細まで描き込まれていないのでこれ以上言及のしようがありません。ここで手詰まりです。というかそれ以前に描き込みの問題を排除できないのでミラーレスを持っていると言い切ることは出来ません。ひとまず2台持ちっぽいことが分かったというのを成果としましょうか。それではさっさと次に行ってしまいましょう。

 

(4)聖夜のデュエット♪(可奈)

レアリティ:SR

登場:2015/12/01 ~ 12/11「ハッピー!クリスマスパーティー」ガシャ(限定)

 

 はい、可奈のカードです。構図は真ん中に静香と可奈、右側には階段を降りてくる志保、上からはフラッシュを焚いて撮影を試みる亜利沙というものですが、これもこれで亜利沙がクッッッッッッソ小さくて粗いので判断できる要素が皆無に等しいです。それでも無理矢理考えるとすれば、顔の中心からカメラが外れており、またレンジファインダースタイル (要はさっきのペンタ部のないやつです)のミラーレスのファインダーを覗くときにはありえない位置に目(の位置)があるので、サイズも考えると恐らく一眼ということになり、フラッシュの位置からして内蔵フラッシュのある機種だということ、すなわちX7説が補強されます。あの位置からじゃ内蔵フラッシュ焚いても意味ないだろといわれたらそこまでなんですが正直これが限界です。次!

 

(5)そよ風に誘われて(風花)

レアリティ:SR

登場:2017/04/01 ~ 04/11「春満開!ミリオンスプリングフェスティバル」ガシャ(限定)

 

 こちらは風花のカードです。構図は真ん中でうたた寝する風花に右から見切れつつちょっかいを出すエレナ、左奥にはポーズをとる恵美と茜、そしてカメラを構える亜利沙というもの。相も変わらずクッッッッッッソ小さい亜利沙から無理矢理情報を引き出すとしたら、カメラの色が黒いということと、どうもこのとき持っているカメラにはペンタ部が存在していない(または相当小さい)らしいということくらいです。ここに来て2台持ちの可能性がにわかに浮上してしまったことになります。但し残念ながら亜利沙がカメラを構えて写り込んでいるカードはこれでおしまいです。そういうわけで最後にカード編のまとめをしてからイベントストーリーの検証に移っていこうと思います。

 

カード編・まとめ

  • 『デジカメ官女』で亜利沙が持っているのはEOS Kiss X7でほぼ確定。多分私物。

 

  • 『見習いサンタ』で持っているのはOLYMPUS PEN-Fで同じくほぼ確定。但しこちらは状況的に私物ではなく小道具である可能性が高く、また亜利沙の撮影対象や性格からしてもこれが亜利沙の私物であるかどうかには疑問符がつく。(後述)

 

  • 可奈の『聖夜のデュエット♪』によれば少なくとも一眼で内臓フラッシュのある機種を持っていることが伺える。但し亜利沙の立ち位置からの距離を加味すると静香と可奈を内蔵フラッシュの効果を付加して撮れるかどうかはかなり疑わしく、これをしてX7説を推す根拠になるかといえば不適である可能性が高い。

 

  • 風花の『そよ風に誘われて』によればペンタ部が極端に小さいか全くないタイプの黒いカメラを持っている可能性が示唆されている。しかし描き込みの問題を排除することは出来ないためその線は薄いかもしれない。

 

 

2.イベントストーリーから読み取る

早くもカードから読み取ろうとする試みが頓挫してしまいました。しかしまだ希望はあります。なにせミリオンライブはイベントストーリーの宝庫、そして亜利沙はまず間違いなく現場近辺までカメラを持ち出しているわけで、参加しているイベントを根こそぎ掘れば何かしらヒントは得られるはず。手間はかかりますがやらないわけにはいきません。そんなわけで以下が調査結果です。

 

 

2013

第4弾 ようこそ!アイドル学園天国 4/25~5/7

→言及なし。

学園物のドラマを撮る話で、実質的に亜利沙がしゃべる最初のイベントです。(第2弾は話してすらないのでノーカン)当然のごとく言及はありません。まあ最初ですし。

 

 

第8弾 大合戦!戦国アイドル活劇 5/29~6/10

→言及なし。

戦国武将物のドラマを撮る話です。まあこれは仕方ないでしょうね。そもそも亜利沙にカメラ属性が出てくる前のイベントなのでなくてもノーダメです。

 

 

第9弾 激闘!NAMCOアイドルサッカーフェス2013 6/13~6/24

→言及なし。

サッカーをする話です。イエローカードをもらったぐらいで特に言及はありませんでした。

 

 

第10弾 夏直前!アイドル水上大運動会 6/27~7/8

→言及なし。強いて言うなら「動画にして保存したい」というコメントくらい。

事務所横断型の水上運動会についての話です。これも仕方ないでしょうね。次!

 

 

第13弾 熱唱!真夏のサマーライブフェス 8/2~8/12

→言及なし。

フェスで演奏する話ですね。これもまあ仕方ないです。このイベントで亜利沙はドラムに真剣だったので入る余地は無かったのでしょう。

 

 

第14弾 大激闘!765プロ野球! 8/15~8/26

→写真を撮ったとだけ言及。

名前の通り野球をします。ついでにこの辺から写真を撮る行動についての言及が始まります。ただまだそういう要素は少ないです。

 

 

第19弾 開催!アイドル学園文化祭 10/17~10/28

→言及なし。

第4弾のドラマの続編を撮る話です。ガッツリカメラを持ち込む描写はまだまだ出てきません。このあたりは公式もキャラを探っている最中だったのかもしれません。

 

 

第21弾 GO!GO! アイドルゴルフ大会 11/14~11/25

→可憐がどのアングルでも映えるとだけ言及。

名前の通りゴルフをする話です。まだまだ詳細な描写は出てきません。まあデジカメ官女が2015年なのでそこまではあまり期待できないのかもしれません。

 

 

第24弾 聖夜の奇跡!アイドルクリスマスTV 12/17~12/25

→言及なし

クリスマス特番の話です。まあこれも残当でしょう。

 

 

2013年まとめ

まだ公式としても少しキャラづけを探っているような状況であるためか具体的な描写は全くと言っていいほどありません。言及すらないのも珍しくなく、特定に資する情報は何一つ見つかりませんでした。

 

 

2014

第29弾 甘いご奉仕!バレンタインキャラバン 2/13~2/24

→言及なし。

名前の通りバレンタインに関するイベントです。琴葉Pの自分的には外せないイベントですがここでは亜利沙の言動に注目するので深入りはしません。ただやはり2014年に入っても亜利沙のカメラについての言及はありません。まあ気長に行きましょう。

 

 

第35弾 開幕!春のサイクリングレース 4/17~4/28

→言及なし。

文字通りサイクリングレースをします。亜利沙は途中でへたってました。まあ撮ってる余裕もなかったでしょうし言及がないのも納得といえば納得です。

 

 

第40弾 集え!NAMCOアイドルサッカーフェス2014 6/6~6/17

→言及なし。

やっぱり名前の通りサッカーをします。グラウンドを動き回っていたのでまあ言及がないのも仕方ないですね。

 

 

第46弾 HAPPY★HAPPY★PERFORM@NCE!! 7/30~8/6

→言及なし。

周年イベントです。まあこれも周年イベントの空気があるので言及がないのはある種当然みたいなところがありますね。

 

第47弾 納涼!アイドル夏祭りin港町 8/8~8/19

→カメラを置いてきた。

みんなでワイワイ夏祭りを回ります。楽しそう。でなにやっとんねんという話ですね。まさかカメラを忘れてくるとは思ってませんでした。そこで忘れるんかいと。久々の言及なのに。しかしここで亜利沙がカメラを持ち歩くような描写が出てきたのは大きな進歩です。

 

 

第50弾 夢いっぱい!アイドルゲームフェス2014 9/5~9/16

デジタル一眼レフを持っている、可憐と風花の写真を撮った・おうちでゆっくり高解像(=wi-fi なし?)、全体的に写真を撮る描写(=室内での撮影にも耐えうる機材)、動画を撮影している描写あり。

ようやく出てきてくれました。とはいえ半分言葉狩りみたいなもんですが。これについては2014年のまとめで深掘りしていきます。

 

 

第53弾 昂れ!アイドルファイト 10/10~10/20

→写真を撮る描写のみ。

格闘技をするイベントですね。ドヤ沢志保のコラ素材が生まれたイベントでもあります。亜利沙は実況をしながら写真も撮るなんていう器用なことをしていたようですがここでは「写真をブロマイドにしたから事務所に飾ろう」という発言のみに留まっています。

 

 

第58弾 祝祭!クリスマスフェスタ 11/28~12/08

→言及なし。

クリスマスフェスタのレセプションをする話です。麗花のチャウダーが美味しいという話がかなり印象的ですが亜利沙とはいうと食ってアイドルに興奮してるだけでした。

 

 

 

第50弾における描写の検討―2014年のまとめ

さて、先ほど出てきたアイドルゲームフェスにおける亜利沙のカメラに関する情報をここで整理してみましょう。

 

Lv30以上でのプロデュース記録(大成功)に「ありさデジタル一眼レフで撮ったアイドルちゃん達の写真、あとでプロデューサーさんにも送りますね!」というセリフがあります。ここにおいてめでたく亜利沙が一眼を持っているのは確定しました。但しそれ以外の言及がないことから亜利沙がX7を使っていた証拠としては少し弱いかもしれません。

 

  • おうちでゆっくり高解像

同じく大成功のときのセリフに『可憐さんのイイ写真、たっくさん撮れました!おうちでゆっくり、高解像度で眺めます…ムフフ♪』というものがあります。まあこれだけを以てどうこう言えるかはわかりませんが、もしかすると亜利沙のカメラにWi-Fiによる転送機能が無かったなんてことも考えられるので、一応判断材料には入れておきましょう。尤も、単に「大きなモニターで見たい」という意味でしかない可能性の方が高そうではありますが。

 

  • 可憐と風花の写真を撮った

ショートストーリーに『はぁ…♪風花さんも可憐さんもステキです…♪あともうちょっと右を向いてくれれば、ベストアングル…。』というセリフがあります。ちなみに後のやよいのセリフによれば三脚まで立ててたらしいです。迷惑な客やんけ!まあ、つまりそれだけカメラはガチなのでしょう。コンデジで三脚はよっぽどのことがない限りありませんし、割と重めの機材を持ち歩いているのかもしれません。

 

  • 動画を撮影する描写

ショートストーリーの『ムフフ…至近距離で見る、可憐さんのダンス…♪動画でしっかり保存しておかないと、一生後悔しますっ!』というセリフをはじめ、プロデュース記録にもちょいちょい動画を撮っている旨の描写が出てきます。これもまた一眼で撮っているのかビデオカメラを別個で持っているのかの判断がつきませんが、とりあえず判断材料のひとつとして置いておきましょう。

 

  • 全体的に写真を撮る描写

ストーリーの最後に『はい♪可憐さんのセクシーショット、入荷してますよ~♪ムフフな写真ばっかりで、ありさ、よだれが…。』というセリフがあるのをはじめとして、亜利沙はイベント中にかなりの枚数の写真を撮っていることが伺えます。さて、このイベントのカードを見てもらうと分かるかと思いますが、これらのイベントは基本的に展示場の中という「暗めの室内」で進行しています。これが何を意味するかといえば、暗いところに強い機種およびシャッタースピードが稼げる明るいレンズでないと満足に撮影が出来ないということです。室内での撮影というのはかなりカメラのスペックがモノを言う分野で、暗いところに強くない=高感度に弱いカメラだと、大きなモニターで見たときにノイズが目立ってしまいます。これは亜利沙が先に言ったことから考えると避けたいところでしょう。しかも可憐のセクシーショットを撮るならそれなりにシャッタースピードが稼げていなければブレてしまいます。つまりこれは『亜利沙がかなりのハイスペックなカメラとレンズを持ち出している』という可能性を示唆しています。まあフラッシュで何とかしている可能性も大いにありますが。ともかく、暗めの室内で可憐のセクシーショットを量産できるくらいのスペックの機材を持っていることには違いありません。これは重要な判断材料です。ここではCanonのフルサイズ機種を仮定しておきます。

 

 

だんだん亜利沙のキャラが固まってきたとともにカメラに関する描写もちょいちょい出てくるように。但し相も変わらず言及すらないことの方が多く、依然として使用している機種についての決定的な証拠を得るには至っていません。

 

 

 

2015

第63弾 大成!プラチナスターライブ4th 1/16~1/27

→カメラは楽屋に置いてきた

PSLですね。この手のイベントはあんまり期待できないんですが、亜利沙はきっちりカメラを持ってきていたようです。まあ楽屋に置いてきたみたいなんですけど。カード(HN)のセリフに「カメラが楽屋なのが残念…おおっと!ステージに集中です~!」というものがあります。仕事なら仕方ないですね。

 

 

第65弾 甘ふわ♪ショコラハウス 2/10~2/18

→お菓子の中にカメラを隠して設置,恵美に写真のモデルをせがむ,琴葉にバレる,桃子にもバレる,撮影を禁止される

再びのバレンタインイベントですね。描写自体は多いです。ただこれらの情報はカメラの特定には一切繋がりません。ケーキの中に隠せるのはおそらくアクションカムでしょうし、「ありさがカメラを持って隠れて……」というセリフにしてもそれだけじゃ無理です。残念。

 

 

第75弾 ENJOY H@RMONY!! 5/29~6/7

→カメラを渡してくれというセリフ、みんなの姿をカメラに残したいというセリフ

毎度おなじみ周年イベです。ただ周年イベだからかカメラを持ってきた以上のセリフを見つけることが出来ませんでした。まあ仕方ないですね。

 

 

第76弾 夏到来!アイドル水上大運動会2015 6/9~6/17

→言及なし

水着イベですね。琴葉と志保が出てるので歓喜したいところですが肝心の亜利沙はカメラも持たずに普通にドッジボールで逃げ回ってるだけです。水辺ですし仕方ないですね。

 

 

第82弾 怨霊!アイドル肝試しホテル 8/7~8/17

→カメラ持ち込むも失神しかける、フラッシュをバカみたいに焚く

肝試しイベントです。そしてなーにやってだって感じですね。しかしフラッシュを焚きまくっているということだけでは特に何かが分かるわけでもないので辛いところです。とはいえフラッシュを焚いても写りに限界はあるので、こだわる亜利沙は少なくとも高感度に弱い機種を使っていることはないことが推測されるでしょう。ここでは一応発売直後の5DsRあたりを想定しておきます。

 

 

第88弾 ようこそ♪聖ミリオン女学園 10/14~10/25

→写真を撮った旨のセリフのみ

お嬢様学校が舞台のドラマを撮るおはなしです。亜利沙が好きそうなやつですが実際写真を撮りまくっていたようです。但しそれ以外の描写は見当たりませんでした。ところで風花の台本のセリフを誘惑するような感じに改変していたあたり、グリPは相当な変態ですね。

 

 

第92弾 飛翔♪エアポートライブ 11/19~11/29

→上方エリアがシャッターチャンスの連続という言及のみ

空港でライブするらしいです。怖いものなしやなこいつら。それはさておき亜利沙のカメラに対する言及はやっぱり見つかりませんでした。まあアテンダントは安全要員も兼ねているので私物を持ち込むのはあんまりよくなかったんでしょう。

 

 

 

第96弾 アイドルスペースウォーズ EpisodeIV 放たれた希望 12/25~1/4(越年)

→言及なし

年をまたぐ宇宙戦争イベントです。しかしこのときの亜利沙はお芝居に夢中だったのかカメラの話は一切していません。いい心掛けですね(?)

 

 

2015年まとめ

たまにカメラを持ち込む描写こそありましたが調査の面で言えば特に進展はありませんでした。というかカメラを忘れすぎでは?それからどうもチョコ形式のイベントでカメラに関する言及が多くなってきているように思います。まあ結局「全然わからん」というのが結論ですね。

 

 

2016

第97弾 大ヒット!アイドル商品開発部 1/8~1/19

→言及なし(亜利沙未登場)

百合子、奈緒、ひなたの3人が新商品を開発するイベントです。亜利沙が絡んでいるイベントではないんですがひなたがカメラを触っているので何かヒントが無いかと一応掘ってみました。何の成果も得られませんでした。関係ないんですがひなたが開発したタイプのコンパクトカメラは今やスマホに押されて風前の灯火、一眼も割と死にかけです。諸行無常ですね。あとひなたの持っているカメラは文字配置的にCanonのカメラだと思います。多分発売時期とサイズ的にEOS 5D Mark IIIあたりを参考にしているんでしょう。

 

 

第99弾 芸術!?バレンタインミュージアム 2/5~2/16

→美奈子の料理を撮る描写のみ

美術館を貸し切って手作りお菓子を展示するとかいう微妙に頭のネジが外れた企画です。亜利沙は何をしていたかというと普通にチョコ作って普通に写真を撮っていただけでした。相も変わらず特定につながる情報は一切出てきません。

 

 

 

第106弾 もっと! 輝け!アイドル強化合宿 4/12~4/19

→言及なし

文字通り強化合宿をするイベントです。亜利沙はというとキツいメニューに悲鳴を上げていました。流石にこんな状況でカメラなんて持ってられないでしょうし仕方ないですね。次!

 

 

第107弾 BELIEVE MY DRE@M!! 4/22~4/30

→翼の写真を撮っている描写のみ

周年イベです。大体こういうイベントにカメラを持ち込んで無さそうだなぁという流れにも関わらず普通に持ち込んでるのが亜利沙クオリティ。但し翼を撮りまくってただけで特定につながる描写等は一切ありませんでした。

 

 

第115弾 囚われ!アイドルプリズン 6/13~6/20

→真を撮ろうとした描写のみ

なんかアイドルであることが罪になって765プロ全員が雁首揃えて投獄されるとかいう頭のネジが数十本飛んでそうなイベントです。亜利沙はというとオフショットで真の写真を撮りたいと言ったくらいです。情報がないのは相変わらずです。

 

 

第123弾 GET to the top!サマースポーツフェス 8/1~8/8

→Pとツーショットを撮った描写

世界中からアイドルが集まってスポーツフェスをします。で、亜利沙なんですが、アイドルフィーチャリング内で「プロデューサーさん…はい、チーズ!…ムフフ♪プロデューサーさんと撮った、この写真…大事な思い出のひとつになりそうですっ♪」という趣旨の発言をしています。実は何気ないこのセリフがカメラを特定するうえでは大きな意味を持つのです。自撮りしているというとはカメラの背面にある液晶モニターが動かなければなりません。しかし、先に挙げたいくつかのキヤノンの機種のうち、この条件を満たしているものは一切ありません。つまり、亜利沙は先に挙げた機種以外のものを持っていることが推測されます。一応EOS Kiss X7i以降の機種であれば背面のモニターは動きますが、X7を持っているのに直後に出るX7iに手を伸ばす動機はあまりないですし、事実2015年3月登場の「デジカメ官女」のカードでは亜利沙がX7を持っているので2013年4月発売のX7iを持っている線は薄いはずです。EF-Mマウントのカメラを持っているということも考えられなくはないですが、それなら凝り性の亜利沙は多少の重量増を容認してでも一眼を持ってくるはずですし、先回りになりますが実際に『見習いサンタ』のカードを除けばミリオンライブを通じてミラーレスを示唆するワードや描写はほぼ出てきません。更に言えば、「2016年のこの時点では自撮りが出来るEF-Mマウントのミラーレス」自体が存在しません。ということは考えられる答えは1つ。「亜利沙は2015年4月から2016年8月までのどこかのタイミングでカメラを買い替えている」ということになります。そして事実、デジカメ官女が登場する前の月にはバリアングル液晶を備えたEOS Kiss X8iおよびEOS 8000D、そして2016年の2月にはEOS 80Dが登場しているわけです。こうなるとカメラの特定よりも機種構成を考えないといけなくなってしまいます。まあ、とりあえず亜利沙がカメラを変えたというのが事実だとするならば、その時点で2016年以降に亜利沙が持っているカメラのうちのひとつはこの3機種のうちのどれかだということが自動的に決まるので、それでひとまず様子を見ることにしましょう。

 

第133弾 秋を満喫! ミリオンオータムフェア 10/6~10/16

→写真撮りまくり、海美が連写性能について言及

読書、食欲、芸術、運動、アイドルのそれぞれ5部門に分かれて秋を楽しむイベントです。このイベントではオフショットにおいてカメラの性能に関する言及がなされています。

それでは一連の会話をご覧いただきましょう。

 

貴音「亜利沙。ひとつお願いがあるのです。今日の写真を何枚か送ってもらえないでしょうか。」

貴音「じいやに、私の普段の姿を見せたいのです。亜利沙ならば、様々な写真を撮っているかと…。」

亜利沙「貴音さんのお写真ですね!お安い御用です!とびっきりのお写真をご家族に見てもらいたいです♪」

亜利沙「貴音さんはどの写真がイイって思いますか?この貴音さんカワイイですが、こっちも捨てがたいし…。」

海美「あっ!今日の写真見てるの?いいな~。私も見たいっ☆私の写真もあるかな?」

亜利沙「ムフフっ♪海美ちゃんのお写真ももちろんたくさんありますよっ!カメラの容量いっぱい撮りました♪」

亜利沙「海美ちゃんの写真でオススメなのは、コレですっ!芝生の上でのでんぐり返しを連写で激写しました~♪」

海美「うわっ!すごい!パラパラ漫画みたいに連写で撮れてる~!写真って面白いね!」

貴音「なんと…!珍しき記録です。私の写真と共に、この写真もじいやに見せていいでしょうか?」

海美「えーっ!?別にいいけど、私の写真でいいのかな?」

 

このどこが重要かというと海美の「うわっ!すごい!パラパラ漫画みたいに連写で撮れてる~!」という部分です。多くのレフ機はその機構の問題から連写速度にある程度制約がかかります。そのなかで海美のでんぐり返しという割とスピード感のありそうな動きをきっちりパラパラ漫画のように撮れる機種というのは案外少ないものです。ここでは1秒当たり8~10コマ前後を想定しておきますが、その条件を満たすCanonのレフ機はEOS7D系列およびプロ向きのEOS1D系列の2ラインのみです。そして、この1つ前のサマースポーツフェスより亜利沙が持っているAPS-Cフォーマットの機種は80D,8000D,X8iの3種類のうちのどれかであることがほぼ確定しており、そうなると7D系列を持っていることは考えにくいことになります。一方で、これらのうち80Dに限っては連写が毎秒7コマと比較的速いことから、ともすれば持っている機種が80Dに確定する可能性もあります。あるいは父親に借りているパターンもあり得ますが、これは最後の最後まで考えないでおくことにしましょう。

 

第140弾 取り戻せ!サンタたちのプリンセス 12/16~12/25

→見習いサンタカードの当該イベント、その他の言及はなし

一番最初に取り上げたPEN-Fを持っている『見習いサンタ』の当該イベントです。サンタの国を舞台にしたおとぎ話だそうですが、ここで出てくるカメラはイベントストーリーを見る限りあくまでも小道具という側面が強そうです。もしこれが亜利沙の私物ならばミリオンオータムフェアの考証が面倒なことになりそうですが、よくよく考えたらドラマの撮影にアイドルの私物、しかも新品調達価格が20万円近いものを使うのは倫理的にどうかと思うので、ここは運営の良識を信じて小道具であるとします。

 

第141弾 みんなで年越し!生っすか!?Revolution×50 12/27~1/4

→オフショット撮影の言及のみ

何かと有名なマグロ漁船に乗る百合子の当該イベントです。亜利沙も同乗しているようですが、やっぱりというかなんというか、オフショットを撮るぐらいの言及しかしていません。まあ撮影中にカメラを海に落としでもしたら一大事なので正しい判断でしょう。

 

 

2016まとめ

色々とカメラのスペックに関わる情報が出てきました。ある程度の仮定を置けば何とか機種は特定できそうではあります。但し同時に買い替えた可能性の検討も行う必要があることが発覚したため、割と振り出しに戻ってしまった感もなくはないですね。さて次が最終年である2017年ですが、本当にこの調子で特定できるんでしょうか……

2017

第146弾 星の煌めき☆Starlight Melody!! 2/14~2/26

→言及なし

天体公演のイベントです。亜利沙は普通に公演に集中していたらしく、カメラに関する言及は一切ありませんでした。

 

 

第149弾 TH@NK YOU for SMILE!! 3/17~3/26

→言及なし

周年イベです。当然の権利のように一切の言及がありません。

 

 

第153弾 ごきげんよう♪聖ミリオン女学園 4/26~5/7

→言及なし

何度目かのミリオン女学園イベです。亜利沙は広報部という名の新聞部の生徒役ですが、奈緒がイラスト、亜利沙が文章を担当しているという言及があり、どうもこのお芝居の世界にはカメラ自体が存在していない可能性がありそうです。

 

 

第160弾 女子力UP!エンジョイホリデー♪ 7/4~7/12

→和服を撮るという言及のみ

亜利沙、律子、莉緒の3人がいきなり湧いてきた休日を使って各々女子力を高めるという趣旨のイベントです。亜利沙はお菓子作り、律子はアロマ、莉緒は着物をそれぞれ選択したようですが、カメラに関する言及はなく、亜利沙が莉緒の着物姿を撮ろうとして律子に咎められている描写くらいしかありませんでした。

 

 

第164弾 悪夢…呪われた人形の館(ドールハウス) 8/24~9/4

→言及なし

ロケ中に人形の霊に体を乗っ取られる話です。薄い本かよ。イベントを通して呪いがかかっていたためか亜利沙はカメラのカの字も出していません。仕方ないね。

 

 

第169弾 アイドルマスターカップエボリューション8 10/19~10/22

→写真を撮った描写のみ

マフィアがテーマのアイドルマスターカップに参加する話です。亜利沙はというとショートストーリーで可憐と真の写真をもっと撮りたかったという旨の発言をするにとどまっています。

 

 

第172弾 Thank You!ミリオンシアターライブ Final Party 11/17~11/30

→言及なし

グリマス時代の事実上の最終イベントです。まあもうお分かりでしょうがこの手の真面目なイベントでは亜利沙は基本的にカメラの話をしません。閉廷!

 

 

第173弾 Dead or Alive!ミリオンアドベンチャー 12/1~サービス終了

→言及なし

こちらが本当に最後のイベントです。

・Final Partyのあとに事務所に戻り、残業中に小籠包を口にし倒れるプロデューサー

・劇場に併設されている脳波を測定できる医療施設

・「生霊になってどこかへ行ったのかも」という麗花に対する「レイじゃないんだから」と突っ込むジュリア

・邪気を放つ小籠包。何の説明もなく使われている「呪いの小籠包」というワード

・突如頭の中に聞こえる謎の声、いつも通りに見えてる星梨花

・「ミリオンワールドへ行って五つの試練を乗り越えなさい」という謎の声

・「謎の声の主には、私たちの正体……バレてるのかもしれません……」と言う可憐

・変身し、直後にミリオンワールドへ飛ばされる765プロ一行

・「五つの小籠包を集めれば、小籠塔への道が開かれるでしょう……」

と最後の最後まで運営の頭のネジが数百本規模で消し飛んでいることをありありと示したイベントでしたが、亜利沙のカメラについての言及はありません。うーん。

 

 

 

2017年まとめ

怒涛の(言葉狩りによる)情報洪水だった2016年から打って変わってまた情報の供給が途絶えてそのまま終わってしまいました。どうしましょう。

 

 

イベントストーリー編まとめ

  • 2014年に開催された『アイドルゲームフェス』では室内撮影をガンガンこなしていることからこの時点でフルサイズ機を含めたハイエンドの機材を持っていた可能性が濃厚

 

  • 2015年の『アイドル肝試しホテル』においてバカみたいにフラッシュを焚いているが、そもそも暗所であるためここでもガチ機材を持ち出していた可能性が高い

 

  • 2016年の『サマースポーツフェス』における言及および2015年3月の「デジカメ官女」で亜利沙がEOS Kiss X7を持っていた描写から、亜利沙は2015年4月から2016年8月までのどこかのタイミングでカメラを買い替えている可能性が高く、ミラーレスを持っていないことを仮定するとその候補はEOS Kiss X8i、EOS 8000D、EOS 80Dの3機種に絞り込める。
  • 同年の『ミリオンオータムフェア』での海美とのやりとりから、同じくミラーレスを持っていないという仮定をした場合、亜利沙の機材構成は「EOS 80D+フルサイズ機」もしくは「EOS 1D系(プロ用)+EOS 8000D or Kiss X8i」の2つのシナリオに絞り込める。但し父親から借りている場合はこの限りではない。

 

  • 同年の『サンタたちのプリンセス』において登場したPEN-Fについては小道具である可能性が高く、またこれまでに検討した諸々のカードやストーリーとの整合性に疑義が生じることから亜利沙が持っているという説は十分に否定されうる。

 

3.その他の描写から読み取る

さて、イベントストーリーがダメならその他から何か読み取れないのかという問いは当然立つわけです。賢明な諸兄においては「全国キャラバン、PST、劇場や営業、親愛度セリフまであるわけだから掘ればまあ何かは出てくるだろう」という予測をたてられているかと思われます。結論から申し上げましょう。

 

何の成果も得られませんでした。

 

はい。かろうじて見つけたのは全国キャラバンシーズン4でカメラの水濡れを心配する描写、BNSスコーピオでレッスン中に撮っている描写、そしてストーリー『好きなものは好き!』において「カメラにタイマー機能(=シャッターボタンを押してから何秒か開けて撮るアレです)がついている」というもののみ。どれも特定の材料にはまったくなりません。そして残念なことにグリマスにおける亜利沙とカメラの描写に関する調査はこれで以上です。あれだけあったはずの資料を全部使い果たしてしまいました。ということで以降はミリシタでの描写を検討していきましょう。

 

II ミリシタにおける調査

1.カードから読み取る

グリマスにおいては期待されていたほどの調査結果を生まなかったカードによる調査ですがミリシタではどうだったんでしょうか。それでは以下が調査結果です。

 

(1) 降り注ぐシャインシャワー(真壁瑞希)

え?亜利沙のカードには無かったのかって?これが無かったんですよ。さて、構図としては中心に瑞希、右に瑞希の手を引く麗花、左には手を挙げた真美とカメラを構えようとしている亜利沙というものです。で、肝心の亜利沙の持っているカメラなんですが、とりあえず一眼であることはわかります。それだけです。やはり描き込みの問題で色々と省略されているため特定につながる情報はありませんでした。

 

カードは以上です。本当に何かの間違いだと思いたいんですがこれしかないんです。ミリシタのカードなんですが、そもそもの絶対数が少ない上、ミリシタから新しく登場したカードにおいてはイベント報酬カードを除くと背景に写るキャラが本当にモブばかり、ごくごく最近になってからモブ以外のキャラの写り込みが増え始めたという事情がありこのような結果になったのだと考えられます。これについてはもう公式からの供給待ちをするしかないですね。

 

2.コミュから読み取る

ミリシタにおいてイベントストーリーの代わりとなっているのがコミュ。まあ基本的にはキャラがグリグリ動くようになった以外に変わりはないんですが。さてここが最後の砦です。ここが新規に情報を得られる最後のチャンスです。では亜利沙自身のコミュからスタートしていきましょう。

 

(1)亜利沙の個人コミュ・覚醒エピソード・セリフ

メモリアルコミュ2

→宣材撮影で自分が撮ろうとする

いきなり亜利沙全開です。とはいえここではそれ以外のワードは出てこないので参考にするには厳しいですね。

 

メインコミュ(超↑)

→雪歩をひたすら撮っている(カメラは未登場)

正統派の研究のためにフラッシュ焚いて撮りまくっていたんですがカメラのビジュアルは全く出てきませんでした。3Dモデルなので仕方ないところはありますけどね。

 

 

『不滅なる王道』覚醒エピソード

→運動会の写真を大量に撮影したという発言

パン食い競争してるSRカードですね。但しこれ以外の言及はありませんでした。無理矢理推測するならある程度連写が効いてAFも速いもの、つまりこれまでに出てきた候補で賄えます。

 

 

『サンライトフェアリー』覚醒エピソード

→写真集の聖地巡礼だから写真を撮りたい旨の発言

白い水着のSRカードです。まあここでも亜利沙節全開なわけですが、やっぱりというかなんというか、カメラのビジュアルはおろか性能に絡む言及ひとつありませんでした。

 

 

『リコッタ』覚醒エピソード

→春香たちの写真を撮りまくる,ステージ上から写真を撮ることにゴーサインが出る

リコッタのイベントの報酬カードです。ここで暗い室内で写真を撮れるくらいの機材を持っていることが示唆されています。この条件も既出です。

 

 

SSRアクティビティボール所持時セリフ

「アイドル事務所対抗の運動会をやる予定はありませんか?スポーツで汗を流すアイドルちゃん!奇跡が集まる夢の祭典…もちろん、ありさはカメラマンですよ! ムフ♪」

→これも似たような条件は既出です。

 

 

メール

→「アイドルになる前からずっとカメラを触っていた」旨の発言

メールでなんか返答を選択するときのやつです。つまりメタ的に言えば2013年以前からカメラを触っていたことになります。まあ重い機種に対しても抵抗はないくらいの感じで考えましょうか。

 

オファー

→言及ほぼ無し。2019年時点に存在する如何なるオファーテキストにも記載がありませんでした。

 

 

(2)イベントおよびその他のコミュ

 

HOME, SWEET FRIENDSHIP

第2話→フラッシュを焚く

第3話→Pに写真を見せている,春香の転倒を連写

第6話→レッスン中の写真を確認,「フルハイビジョンでアイドルちゃんのどんな動きも見逃しませんっ!」

 

リコッタの公演を桃子と亜利沙を中心に描いたコミュです。第5話までに出てきた内容についてはほぼ既出なので省きます。さて、このイベントで最も大事なのは重要なのは第6話でのフルハイビジョン動画に関する言及です。文脈としては春香が亜利沙のカメラを指して「動画も撮れるの?」と訊いた後なので恐らく亜利沙が持っているのは一眼でしょう。で、この発言の何が大事なのかというと、「動画機能がフルハイビジョンで止まっている」という事実です。このコミュは2018年1月に発表されたものですが、それよりかなり前の2017年中ごろには大半の一眼・ミラーレス一眼の動画機能が4K対応となっており、フルハイビジョンのみに対応しているカメラの大半は型落ちになっています。CanonのEFマウントカメラにおいてもフルハイビジョン対応止まりなのは2017年7月発売のEOS Kiss X9が最後です。ここから何が分かるかというと、もし亜利沙が先述の2016年8月までに起きた「買い替えイベント」でEOS 80Dを選択していた場合、少なくともこの時点ではカメラを買い替えていないだろうということです。最速で2016年2月に買い替えたとしてもX9iおよび9000Dが出たのは2017年4月なのでまだ1年しか経っておらず、また連写性能も落ちることから、亜利沙がカメラを買い替えるインセンティブはありません。但し、亜利沙は2013年発売のKiss X7を2016年までに買い替えていることから、もし買い替えイベントでX8iもしくは8000Dを選択していた場合、買い替えた可能性を完全に排除することは出来ません。このあたりは最後に考えることとしましょう。

 

 

ZETTAI×BREAK‼トゥインクルリズム

言及なし

ZxBです。SSAでパパ・ラッツィとかいうキャラを出したくせに言及はありませんでした。

 

 

Starry Melody

第1話→撮影係に立候補,「万全の撮影準備を整えておきますっ!」

第2話→大きすぎる荷物,「パパに借りた望遠レンズです!」,ボディ・三脚

第5話→お花畑の中にいる未来を見て「カメラを置いてきた」

 

スタメロです。ここで大事になってくるのは第2話における望遠レンズに関する発言です。亜利沙はこの望遠レンズと三脚の運搬でへとへとになっているのですが、もしグリマスとミリシタでキャラの性質に一貫性があるのならば、グリマスでの行動を鑑みる限り、通常の望遠レンズと三脚の運搬程度でへばるとは到底考えられません。ということは余程のスペシャルな装備があったと考えるのが自然です。となると通常の広角・標準のレンズに加えて300mm F2.8クラスのレンズやかなり大掛かりな三脚を持っていったのでしょう。そうであればわざわざ父親に借りたと発言したことや、亜利沙の持っているカメラやレンズを見慣れているはずの琴葉が驚いていたことにも説明がつきます。またレンズを借りたという発言からもう1つ、亜利沙が高感度に耐え得るカメラを自前で持っているということがわかります。借りているなら過去のイベントのどこかしらでカメラを借りていると発言するはずですがそれがありません。そしてデジカメ官女でX7を見て以来ここまではっきりとした証拠がないまま亜利沙が使っているカメラがCanonである前提で話してきましたが、このクラスの望遠レンズを使用しているという事象により、ようやくこの時点で亜利沙が持っているカメラのメーカーがCanonNikonのどちらかに絞り込めます。これ以外のメーカーではこのクラスの望遠レンズがないため可能性はゼロです。そしてここまで来ると亜利沙のカメラはCanon製だと考えるほうが自然です。ここにきてようやく最初のピースが確定したわけです。やったね!

 

ミリシタにおけるまとめ

・『Starry Melody』のコミュより亜利沙のカメラはCanon製であることがほぼ確定。また高感度に耐え得るカメラを自前で持っている可能性が高い。

・『降り注ぐシャインシャワー・真壁瑞希』よりミリシタ世界線でも亜利沙は一眼を持っている。但し描き込みの問題から機種を特定することは不可能。

・メールより非常に長いカメラ歴を持っていることから亜利沙には重い機材に対する抵抗がないものとして考えてよいと思われる。

・『HOME, SWEET FRIENDSHIP』のコミュにおける描写より亜利沙のカメラはフルハイビジョンのみに対応していることが伺える。もし買い替えイベントにおいて80Dを選択していた場合、亜利沙の持つカメラのうち1つはEOS 80Dでほぼ確定する。

 

III 調査結果を踏まえた検討

0.調査結果の振り返り

まずはそれぞれの調査結果をもう一度並べてみましょう。

 

グリマスカード

  • 『デジカメ官女』で亜利沙が持っているのはCanon EOS Kiss X7でほぼ確定。

 

  • 『見習いサンタ』で持っているのはOLYMPUS PEN-Fで同じくほぼ確定。但しこちらは状況的に私物ではなく小道具である可能性が高い。

 

  • 可奈の『聖夜のデュエット♪』によれば少なくとも一眼で内臓フラッシュのある機種を持っていることが伺える。但し亜利沙の立ち位置からの距離を加味すると静香と可奈を内蔵フラッシュの効果を付加して撮れるかどうかはかなり疑わしく、これをしてX7説を推す根拠になるかといえば不適である可能性が高い。

 

  • 風花の『そよ風に誘われて』によればペンタ部が極端に小さいか全くないタイプの黒いカメラを持っている可能性が示唆されている。しかし描き込みの問題を排除することは出来ないためその線は薄いかもしれない。

 

グリマスイベント

  • 2014年時点でハイエンドの機材を持っていた可能性が濃厚

 

  • 2015年の『アイドル肝試しホテル』においてバカみたいにフラッシュを焚いているが、そもそも暗所であるためガチ機材を持ち出していた可能性が高い

 

  • 2016年の『サマースポーツフェス』における言及および2015年3月の『デジカメ官女』で亜利沙がEOS Kiss X7を持っていた描写から、亜利沙は2015年4月から2016年8月までのどこかのタイミングでカメラを買い替えている可能性が高く、その候補はEOS Kiss X8i、EOS 8000D、EOS 80Dの3機種に絞り込める。

 

  • 同年の『ミリオンオータムフェア』での海美とのやりとりから、同じくミラーレスを持っていないという仮定をした場合、亜利沙の機材構成は「EOS 80D+フルサイズ機」もしくは「EOS 1D系(プロ用)+EOS 8000D or Kiss X8i」の2つのシナリオに絞り込める。但し父親から借りている場合はこの限りではない。

 

  • 同年の『サンタたちのプリンセス』において登場したPEN-Fについては小道具である可能性が高く、またこれまでに検討した諸々のカードやストーリーとの整合性に疑義が生じることから亜利沙が持っているという説は十分に否定されうる。

 

ミリシタ

  • 『Starry Melody』のコミュよりメインカメラはCanon製であることがほぼ確定。

 

  • 『降り注ぐシャインシャワー・真壁瑞希』よりミリシタ世界線でも亜利沙は一眼を持っている。但し描き込みの問題から機種を特定することは不可能。

 

  • メールより非常に長いカメラ歴を持っていることから亜利沙には重い機材に対する抵抗がないものとして考えてよいと思われる。

 

  • 『HOME, SWEET FRIENDSHIP』のコミュにおける描写より亜利沙のカメラはフルハイビジョンのみに対応していることが伺える。もし買い替えイベントにおいて80Dを選択していた場合、亜利沙の持つカメラのうち1つはEOS 80Dでほぼ確定する。

 

 

ではこれらを基に、いくつかの検討を行っていきましょう

 

1.亜利沙は本当にミラーレスを持っていないのか?

いきなりこれです。結論から言いましょう。亜利沙がミラーレスを持っているかどうかについては積極的に肯定するほどの強い根拠もなければ否定する根拠もありません。グレーです。但し亜利沙が自分の持っている機種をCanonで統一している場合、『ミリオンオータムフェア』のイベントストーリーよりこれは明確に否定されます。

 

まず所持を肯定する根拠です。

 

  • 『見習いサンタ』で亜利沙が持っているカメラは常識的に考えれば状況的に小道具である可能性が高いというがグリマスに常識などないのでこれは亜利沙の私物でもおかしくない。
  • 『そよ風に誘われて』や『ワイルドマイク』において亜利沙が持っているカメラには明らかにペンタ部がなく、描き込みの問題があろうがなかろうがこれは亜利沙が所有するミラーレスの存在を肯定しうる。
  • 確かに2016年当時、EF-Mマウントのカメラには自撮りができる機構は無かったがOLYMPUSのカメラならば自撮りは十分に可能だった。2マウントである可能性を排除しきれていない以上、これはミラーレスの存在を否定する根拠にはなりえない。
  • 連写の速さを求めるならなおさらミラーレスの方が有利。
  • フォーサーズのミラーレスであれば望遠も効きやすく運動会等のイベントに有利。

 

 

一方で所持を否定する根拠は次の通りです。

 

  • そもそも亜利沙は夜中にフラッシュを焚いている描写や室内での撮影などから伺えるように暗所での撮影機会が非常に多く、2016年前後のミラーレスの性能やレンズラインナップでは一眼レフのそれに到底適わない。持っていても持ち出し回数が少なすぎて防湿庫の肥やしになるだけだろう。
  • 父親からレンズを借りていることもあるとはいえ単純に考えて亜利沙が1マウント2台持ちよりもお金も手間も倍かかる2マウント体制をまともに回せるとは思えない。
  • 少なくとも亜利沙には重い機種に対する抵抗はなく、また1回当たりの撮影枚数がかなり多くなる傾向にあることから電池のもちに難のあった当時のミラーレスは使いづらい。
  • 先述のことに重なるが暗所の撮影にはフルサイズ機種が必須であり、更に『デジカメ官女』よりX7も持っていたと考えられることから、2015年時点で2台持ちである可能性が高い。にもかかわらず、その上ミラーレスの所持まで肯定すると3台持ちになってしまう。2台持ちだと仮定したうえでX7の方を2016年以降にミラーレスに買い替えたとしても今度は『リコッタ』でのフルハイビジョン動画の件に説明がつきづらくなるのでこれは考えにくい。

 

 

正直どちらも決め手に欠けます。全体を通して不所持を確定するような描写は登場しませんし、しかし順当に考えればミラーレスを持っていると不自然な点がいくつか出てくるのもまた事実です。ただ、ミリシタのコミュと『降り注ぐシャインシャワー 真壁瑞希』での描写を検討する限り、それらは亜利沙がCanonの2台持ちであることを強く肯定しています。よってここでは「亜利沙はミラーレスカメラを持っていないと考える方がより自然であろう」という結論にします。

 

 

2.亜利沙は父親のカメラを借りているか?

ミラーレスの所持を一応考えないことにしたとはいえ、順当に考えれば女子高生アイドルの身分でフルサイズとハイエンドAPS-Cの2台持ちをしている方がおかしいというのは確かにそうです。しかし実際これはどうとでもなります。例えばフルサイズの方はプロ機を買った父親からのお下がりかもしれません。そうであるなら、同じ事務所ののり子がバイクを購入を検討する程度に稼げているあたりを見ても、亜利沙がAPS-Cの機種を買うことは十分可能なはずです。あるいは家族で共用となっているものの父親がほとんどハイエンド機しか使っておらず事実上亜利沙のものになっている線だって考えられます。正直なところこれは考えても仕方ない、というより考え出すと全く収拾がつかなくなるので「どちらでも構わないがどちらにせよ使える機種は2種類程度に限定されている。」という結論にしておくことにしましょう。

 

 

3.亜利沙の機種構成のシナリオはどちらが適切か?

さて、大体の問題を解決してもこの難題が残ります。『ミリオンオータムフェア』において、Canon機の2台持ちという条件を加えれば亜利沙の機種構成は「EOS 1D系+EOS 8000D or Kiss X8i(→但し2018年1月までに買い替えた可能性)」もしくは「EOS 80D+フルサイズ機」の2パターンに絞られることになります。しかしこのシナリオのうち、より妥当性が高いのはどちらなのでしょうか。ひとまずそれぞれの機種の属性について考えていきましょう。

 

EOS1D系

総じてプロが使う機種です。連写が速く、AF性能も良く、全てにおいてトップクラスに優秀な機種です。欠点は高くて重いことです。『ミリオンオータムフェア』の開催時期的にEOS-1D X(2012年6月発売)、EOS-1D X Mark II(2016年4月発売)の両機種について可能性があります。

 

EOS 8000D

2015年2月発売。初心者~中級者が使う機種です。Kissよりも性能は上ですが大した違いはありません。連写は毎秒5コマなのでさほど強いわけではありません。

 

EOS Kiss X8i

2015年2月発売。初心者用の機種で、一部を除いてスペックは8000Dと共通です。連写も同じく弱めです。

 

EOS 80D

2016年2月発売。中級者向けの機種です。先の初心者用2機種よりも毎秒7コマと連写に強く、新しい分色々アップデートされています。エントリー機よりも重量が重いのが欠点ですがそれ以外はバランスよくまとまっています。

 

フルサイズ機

これだけざっくりしてますね。正直ここは1DX系でも5D系でもなんでもいいみたいなところはあります。亜利沙が2014年時点でフルサイズ機を持っていると仮定するとEOS 5D Mark III(2012年3月発売)かEOS 6D(2012年11月発売)のどちらかになりますが、彼女がこれをこの先どのように買い替えたとしてもストーリーとの整合性は崩れません。後継の5D Mark IVを買おうと高画素機の5Dsや5DsRを買おうと1DX Mark IIを買おうと大勢には全く影響がありません。本当に何でもいいんです。

 

 

つまり前者のシナリオの場合は「連写が苦手だけど取り回しが楽な入門機種」+「連写が得意でそれ以外も良い感じにこなす最高級機種」、後者の場合は「連写がある程度効いてオールラウンドに使える中級機種」+「暗いところに強い上級機種」という組み合わせになっています。これだけ見るとどちらが妥当かはよくわかりません。しかし、ストーリーの状況という要素から1つのヒントを得ることが出来るかもしれません。

 

 

 

それはミリシタにおける『リコッタ』のコミュにあります。リコッタのコミュにおいて亜利沙はカメラを使って何をしていたでしょうか。答えは「練習中の写真・動画の撮影」です。厳密にいえば春香に動画の話をされるまでは写真のみを撮っています。

 

さて、そのストーリーの中、第3話に「春香が転倒した」という描写があったのを覚えておいででしょうか。コミュ内ではパラパラアニメのように春香が転んでいるさまが写真に収められている、と述べられています。

 

ここで問題となるのはコミュが進行している状況です。このコミュは公演前の練習風景であり、それはすなわち日常的な風景のひとつに過ぎません。さて、このような状況で亜利沙が持ってきそうなカメラはどのようなものになるでしょうか。

 

当然バチバチのガチガチな機材は持ってこないであろうことが推測されます。となると持ってくる可能性のある機種は「80D」もしくは「X8i or 8000D」、あるいは後者の場合は買い替えて「X9i or 9000D」という線もありますが、とにかく「小さいほう」のカメラであろうことは想像に難くないはずです。

ここで連写速度の話に戻ってみましょう。80Dは秒間7コマ、残りの2機種は秒間5コマ、買い替えたとしても秒間6コマです。この比較では80Dが少し有利になります。

 

さらに思い出してほしいのが亜利沙がKiss X7を使っていたということです。Kissシリーズというのは先ほども述べた通り初心者向けの機種で、性能にそこそこ限界があります。そして亜利沙は当然それを分かっているはずです。だとすれば最新機種とはいえわざわざ機能が制限される初心者用の機種を選ぶのか?という疑問が当然生じます。更に、X8iや8000Dに乗り換えようとしていたのならば発売後である2015年3月の『デジカメ官女』の時点でカメラがそれらに変わっていないのは少々不自然です。また当時は中級機であるEOS 70Dの発売から1年以上時間が経っていたためその後継機種の開発は当然期待されており、EOS 40Dのときに1年足らずで最新機種を出した前科がCanonにあったことから、いつ出てもおかしくはないという空気は当然あったでしょう。果たしてこの状況で亜利沙はX8i/8000Dに飛びつくのでしょうか。これは買わずに70Dの後継機種を待ったと考えた方が自然です。確証はありません。すべては状況からの推測です。しかしこれが一番有力であろうことも事実です。ということで、本項の結論は「亜利沙は少なくとも2016年10月の時点でEOS 80Dを持っていた」というものになります。そしてこれにより自動的に亜利沙が2018年1月時点で持っていたカメラのうちの1つもEOS 80Dに確定します。

 

 

4.結局亜利沙の持っているカメラはどれなのか?

さて、ここまで検討したことを踏まえて亜利沙のカメラを本格的に絞り込んでいきましょう。まず少なくともAPS-C機に関してはEOS Kiss X7→EOS 80Dというルートをたどったのが確定的です。しかし問題はフルサイズ機。先ほども述べたように、2018年1月の段階で亜利沙が持っているカメラがEOS 80Dであった場合、フルサイズは本当にどの機種でも問題がないのです。強いて言うなら1D系の方が連写が効く分アイドルを撮影するという亜利沙のメイン用途に合いそうな気もしますが、正直5D Mark IVあたりで運動会を撮っている人もいないことはないので(まあ割と無理してそうではあるんですが)なんとも言えないところです。そういうわけでやはりこちらでもいくつかのシナリオを提示するにとどめておくことにしましょう。なおAPS-Cは確定しているので省略します。

 

 

【シナリオ1】

EOS 5D Mark III(~2015)→EOS 5Ds

当時のフルサイズのフラッグシップから新発売の5060万画素のバケモノに乗り換えたパターンです。連写はどちらも毎秒5コマなので使う場面自体に変化は無いはずです。但し5Dsは価格が非常にネックになってくる(プロ機が買えるくらい高い)ので余程のこだわりが無ければ可能性としては薄くなるのかもしれません。しかし、後述しますが5Ds以降に発売された機種は若干コミュの内容との整合性に疑義が生じる可能性があるのでひょっとしたらこれが正解だったりするかもしれません。

 

 

【シナリオ2】

EOS 6D(~2016?)→EOS 5D Mark IV

いわばフルサイズの入門機種からステップアップしたパターンです。これはコースとしても綺麗ですし、割と有力な組み合わせな気がします。但し問題点があるとすれば発売直後に買い替えた場合、同じ年に80Dも買っていることになるので亜利沙の財政が下手なオタク以上の火の車になりかねないということです。そういうことなので買った年次自体は多少変動しうるかなと思います。ただこのパターンの場合、リコッタのコミュで亜利沙が4K動画に言及しなかった部分との整合性が若干怪しくなります(スタメロで父親からレンズを借りてきたことを申告するような性格なら「もっと良いのが家にある」と言うはず)が、オタク心を抑えたか、扱いづらい4Kに言及するのを避けたかのどちらかであると考えれば別に気にするほどでもないのかもしれません。

 

 

【シナリオ3】

EOS 5D Mark III(~2016?)→EOS-1D X Mark II

普通のフラッグシップじゃ物足りなくなって新発売のプロ機に乗り換えたパターンです。財政状況を無視するなら恐らく亜利沙に一番適した機種じゃないかなと思います。いきなり連写が毎秒5コマから14コマに爆増するわけですし。それからこの機種も4K動画を撮れます。一応中古でひとつ前の1D Xを調達してきたみたいなパターンも考えられないことはないですが、中古のプロ機は地雷まみれなので亜利沙がそれをするとは到底思えないですし、今回は考慮から外すことにしました。またこの場合も2016年に機種更新が被るのでフルサイズ側の乗り換えが遅れた可能性は十分にあり得ます。

 

IV 結論

さて、ここまで亜利沙のカメラについていろいろと考えてきたわけですが、ようやく決着です。グリマス、ミリシタ両方において情報収集を行った結果、最も有力な可能性として

 

  • 亜利沙はフルサイズとAPS-Cのカメラを2台持ちしている。

 

  • APS-Cの方は『デジカメ官女』より少なくとも2016年2月まではEOS Kiss X7、そして2月から8月までのどこかのタイミングでEOS 80Dに買い替えた。

 

  • フルサイズの方はミリシタにおける『リコッタ』のコミュの解釈により候補が異なる。もし亜利沙がフルハイビジョンしか撮れない機種だけを持っていたとすれば5Dsが最有力候補、敢えて手持ちの80Dにしか言及せず4K動画が撮れる機種があることを伏せていたとすれば1D X Mark IIおよび5D Mark IV が有力候補となる。

 

  • 但し、全ての内容について公式からの情報開示により変更がありうる。

 

 

という感じになりそうです。しかしこの解釈にはいくつかの問題点があります。それを次節で見ていきましょう。

 

 

V 問題点およびこれからの課題

1.決定的な証拠に乏しい

本文においては内容の9割が言葉狩りからの推論と強めの仮定によって構成されています。実際のところ決定的な証拠となりうるのは『デジカメ官女』で亜利沙がもっていたKiss X7くらいのもので、あとは状況からの無理矢理とも言えるこじつけに等しい何かでしかありません。スマホで写真を撮っている可能性すら投げ捨てています。先ほど検討したミラーレス所持の有無や父親からカメラを借りているか否かという部分についても、割と苦しい場面が散見されます。こればっかりはどうにもなりませんし、何度も言いますが公式からの情報開示待ちになるでしょう。

 

 

2.グリマス時空とミリシタ時空とを連結することの是非

グリマスとミリシタはかなりの要素を共有しているものの、基本的には別の世界として扱われることが多いです。しかし本文ではあまりにも証拠が少なすぎたことから無理矢理連結させて考えています。またそもそも現実世界とゲーム内世界との時間の流れがかなりの割合でリンクしていたグリマスに対し、ミリシタはそれほど強いわけではなく、そういう意味でも単純な連結に意味があるのかについては疑問符が付きます。

 

 

3.ミリシタ時空とグリマス時空を連結処理することによる矛盾

先の内容とも重複しますが、本文において重要なキーとなったミリシタの『リコッタ』および『Starry Melody』のコミュはグリマスのものと内容が異なります。しかし時空を連結するとその公演をやったという事実は両方において存在してしまうため色々ややこしいことになります。本文はそこを完全に無視し、ある種メタ的な視点からカメラを特定しようと試みていますが、これは本来反則技に等しいやり方であることには留意が必要です。

 

 

4.筆者の知識・スキルに関する問題点

ここまでひたすらCanon機の話をしてきてなんですが、筆者自身はCanonユーザーではありません。SONY使いです。レフ機を使った経験にもかなり乏しい方です。そういう人間が書いているので、機種の発売や使い勝手にまつわる部分においてどうしても誤解や知識不足が露呈してしまっている可能性があります。それから筆者は亜利沙Pではなくカメラが好きなだけの琴葉Pですので、亜利沙の性格面についての誤解もあるかもしれません。それらに関してはここを叩き台としていただければと思います。

 

 

5.全ての議論がひっくり返される可能性

ミリシタにおいて、初期のカードの後方への写り込みはモブのみのことが多かったのですが、最近になってようやく背景へのアイドルの写り込みが増え始めました。またグリマスでも存在したストーリーが改変されて採用されるケースもかなり増えてきています。そこで何かしらの決定的な情報があった場合、この論考の一切は紙くずと化します。

 

 

6.新製品、出ちゃった。

この文においておそらく一番のキーとなっているEOS 80Dですが、なんと2019年の秋になって後継機が出てしまいました。そんなわけで亜利沙の持っているカメラを特定したつもりが、またどうなったのか分からなくなってしまったわけです。90Dを買ったのかもしれませんし、なんなら新しく出たEOS Rというフルサイズのミラーレスの次の機材を待っているのかもしれません。あるいはマウントごと乗り換えたり今度こそ金欠で何も買えなかったりということも考えられます。このように、新製品1つでこの文章はいくらでもぐらつきます。もし気が乗れば更新版も出すでしょうが、どうなることやらというところです。(関係ないですけどEOS RもEOS 90Dもショールームで触ったところすごく良い機種だったので、一眼デビューを考えている人は選択肢に入れてみては?)

 

VI あとがき

長々とお読みいただきありがとうございました。今回は亜利沙のカメラについて現状において可能な範囲で言葉狩りときつめの仮定を置くことにより特定のような何かを行いました。さて、先ほども述べた通り、今回の調査は資料の圧倒的不足に悩まされ続けました。なにせ初期段階では仮定をなるべく置かないように書いていたために、どこぞのキュレーションサイトみたいに「亜利沙のカメラはわかりませんでした!いかがでしたか?」という内容になることすら覚悟していたほどです。やっぱりある程度の仮定を置いてやるのは大事なことなのだと実感しました。それから、絵を描けるようになりたいとも強く思いました。とかく過去のものを取り扱っている以上、素材の欠落が激しく、書いている自分ですら読みにくすぎて最後まで読めるか怪しいものが錬成されてしまって頭を抱えています。とりあえずはβ版としてこれを発行することにはしますが、もしかしたら公式からの重大な情報開示があった段階でVer1.01のような何かを作るかもしれません。どちらにしても、今のところはこれが限界です。あとしばらくグリメモは見たくありません。

最後に謝辞を。本文で最重要とも言うべきEOS Kiss X7の写真を提供してくださったパープル氏ならびにその橋渡しをしてくださった乗車率氏には本当に感謝してもしきれません。また店内撮影をオープンにしていただいているヨドバシカメラビックカメラ様にも勝手ながら感謝いたします。

 

さて、良い感じに紙面も埋まってきたのでこの辺りで終わりとさせて頂きます。それではまたどこかでお会いしましょう。

 

VII 参考

グリメモ(仮) https://memories.millimas.info/

ミリオンライブwiki https://millionlive.info/

キヤノンカメラミュージアム https://global.canon/ja/c-museum/

ミリシタDB https://imas.gamedbs.jp/mlth/

OLYMPUS IMAGING https://www.olympus-imaging.jp/product/

Enjoyニコンhttps://www.nikon-image.com/enjoy/

アイドルマスターミリオンライブ!

アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ

 

 

 

スペシャルサンクス

パープル氏(Kiss X7の写真提供)(今回は画像省略)

乗車率氏(橋渡し役)

中標津共同戦線(着想のきっかけ)

ヨドバシカメラ京都(素材撮影)

ビックカメラ京都(素材撮影)

MINOLTA(世界最高光学企業)

カメラのキタムラ京都(撮影用ジャンク調達)